どういった時に物理障害が起こりやすい?
HDDは精密機械です。衝撃などにとても弱いですので、落としたりしてしまったり、持ち運んでいるときにぶつけたりしてしまうと、ダメージを受けて物理障害が発生する可能性があります。
また当然機械ですから水にも弱いので、水の中に落としてしまったり、水をこぼしてかけてしまったりしたら、故障する可能性は非常に高いです。
HDDはとても精密です。
ミクロン単位の部品で構成されており、衝撃を受けたり振動が加わると、おかしくなってしまうことはよくあります。
客先に訪問することが多い方や、外で作業することがよくある会社ですと、従業員に支給されるパソコンはすべてノートパソコンだというような企業もあるかと思いますが、持ち運ぶときは慎重に取り扱わないと、HDDが破損したり故障してしまったりということがありますので、十分に気をつけなくてはいけません。昔はよくテレビの映りが悪いときに、叩いて直すなんてことがありましたが、決してそのような古典的な扱い方をしてはいけません。大切なファイルを失わないようにするために、ノートパソコンで大事なデータを保管しないよう対策しましょう。会社にファイルサーバーがある場合はファイルサーバーに保管し、そうでない場合は、データのバックアップをUSBフラッシュメモリにおいておくか、最近は無料のオンラインストレージなどもありますので、そういったサービスを活用してもいいかも知れません。しかしここで注意が必要なのは、複数の端末やメディアでファイルを管理する場合、セキュリティ面が弱くなります。
USBフラッシュメモリなどはパスワードロックをかけられるものを選んだり、外部に流出してはいけないデータでしたら、ファイル自体にも読み取りパスワードをかけると良いでしょう。
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